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【こども発達学科】保育士・幼稚園教諭を目指す学生にとって、またとない実践の場に!「東岡山IPUこども園」開園に向けて

IPU・環太平洋大学と連携した運営を計画する社会福祉法人元気の泉の「東岡山IPUこども園」が2024年(令和6)4月、岡山市中区の財田スポーツ広場に開園する。現在岡山市が運営する財田幼稚園、財田保育園、乙多見保育園、神下保育園の4園を統合し、民営化により認定こども園を設立することによって待機児童の解消を図るもので、定員318名という岡山県内で最大級の認定こども園(0歳の乳児から5歳の幼稚園児世代までが入園する施設)になる予定だ。

IPU・環太平洋大学と連携して運営する社会福祉法人元気の泉「東岡山IPUこども園」の完成予想図
目次

保育士・幼稚園教諭を目指す学生にとって、またとない実践の場に!

IPUとの連携とこども園の連携により生まれる”効果”はまだある。まずは保育士・幼稚園教諭を目指しているこども発達学科の学生にとっては、またとない実践の場であり、卒業後の就職先にもなる。こども園では、開園を2年後に控えた今年度から第一期の職員募集を開始している。

同学科の4年生は、早くもこども園の採用試験に挑戦しており、そのうち岩崎七海さん、江川晏那さん、末井春香さんの3人に、これまでの大学生活や新しく誕生するこども園の魅力、自分の将来像について聞いた。

こども発達学科の在学生インタビュー!

―IPUを選んだ理由を教えてください。

こども発達学科 4年 岩崎七海さん

岩﨑さん ハンドボールを続けることと、保育園の先生になりたい夢の両方を実現できるIPUを選びました。夢は、私が10歳の時にいとこが生まれたのがきっかけです。自分の抱っこで寝てくれたんですよ。それが本当にうれしくて、『保育士はいいな』と思いました。

こども発達学科 4年 江川晏那さん

江川さん オープンキャンパスに来た時に、IPUは施設がきれいだし、先生や先輩にすごく優しくしてもらって、「自分もこういう大学で保育を学べたらいいな」と思いました。幼稚園の時、友だちや大好きだった先生と一緒に泥団子を作ったり、鬼ごっこをしたりと、いろんなことをして楽しかったことをおぼえているのと、中学校の時に自宅の近くの保育園で劇を見せたり、一緒に遊んだりというのがあって「保育士になりたい」と思いました。

こども発達学科 4年 末井春香さん

末井さん 私は保育コースのある高校でしたので、引き続き保育を学べる大学に行きたくて、IPUを選びました。オープンキャンパスで一番親身になって話を聞いてくれたことと、私は大学のある瀬戸が地元で、自営業のお店によくこの大学の先生がいらしてくれていて、本当に良い先生ばかりなのを知っていたので、入学を決めました。

―印象に残っている講義を教えてください。

岩崎さん 1つは「造形表現」です。ただ絵を描いたりするのではなく、将来保育士になった時に活かすために、スケッチブックに折り紙を貼っていったりする授業で、体験したことがそのまま将来につながる内容でした。もう一つは「保育実習事前指導」です。模擬授業で(幼児の真似をする)大学生に対して、本当のこどものように話すのがめちゃくちゃ恥ずかしかったんですけど、やっていたことで本番での自信につながりました。

江川さん 私は「音楽表現」のピアノです。もともと全くピアノの経験がなく『弾けない』と思っていたのですが、1から全部教えていただいて、繰り返すことで、『自分でも練習すればできるんだ』という気づきがありましたし、実習を通して実践的な力もつきました。習った50曲のうち、35曲ぐらいはかなり弾けるようになりました。

末井さん 特に「身体表現」が印象に残っています。運動会などでは決まった振り付けを踊りますが、身体表現の授業では、学生がみんなで踊りを決めていくのが楽しかったですね。『どんな振り付けにしたらこどもたちが踊りやすいか』と考えたことがありましたが、こどものことも、自分の楽しさも、両方を考えることが大切だということを知りました。ほかでは、「キッズイングリッシュ」の講義です。ネイティブの先生の英語は意味がわからないこともあったけれど、「こどもが楽しく英語に関われるように」ということで、本当に少しずつ勉強していくことで、最後には「やっぱり小さい時から英語は必要だな」と思えるようになりました。

―皆さんから見た新しく誕生するこども園の魅力を教えてください。

岩崎さん 私の得意なICTを取り入れると聞きましたので、楽しみにしています。その日撮影した写真を、お迎えにいらした保護者の皆様に見ていただきたいですね。保護者との連絡も電話ではなくICTを活用すると聞いていますし、指導案や月案の入力もすることになるはずです。「○月×日、○○くんの姿」と検索したらすぐに記録や写真が出てくるようなシステムは新しいなと思います。

江川さん 園の敷地も園庭も、建物の中も広いですね。ロッククライミングのように登れるところがあったり、こどもが穴から入って、行ったり来たりできるような遊具もあったりして、かわいいなと思います。そこで、こどもたちの『やりたい』を実現する保育をしたいですね。

末井さん お散歩に行った時に、こどもが「あっ!」と、どんぐりに気づいたとしたら、それを拾って、持って帰って、造形として何かを作ってもらうとか、葉っぱや虫を見つけたら、どんどん発想を広げられるように声がけをしたりするなど、こどもたちがのびのびと、やりたいことができる保育をしたいです。

―新しく誕生するこども園の採用試験を受験した理由を教えてください。

岩崎さん 自分の在学中に第一期の職員募集があるのは奇跡だと感じました。定員が318人というかなり大きな園ですが、1つのクラスの人数は少なく、『家庭的な保育がしたい』という夢もかないそうです。

江川さん 私は”こどもたちのやりたいを大切にできる保育士を目指して、Let’s楽習!”という目標を見て、田部教授のゼミを選びました。そのゼミで『こどもたちが何をやったら楽しいか』を考えてきましたので、『ここなら自分のやりたい保育ができる』『働きたい』と思って採用試験を受けました。

末井さん 江川さんと同じように”Let’s楽習”を実現できることもそうですが、開設初年度で、一から職員全員で園を創っていけることに一番魅力を感じました。職員が自分たちで運営方法を創り上げていければ、当然職員同士の仲も良くなるだろうし、その様子を見ているこどもたちのテンションも上がっていくと思います。

―新しいこども園で活かせそうな特技を教えてください。

岩崎さん ハンドボールを頑張ってきたので、動くことは得意です。元気とパワーはあるよ!みたいな感じです。私たちのハンドボール部は40人ぐらいいて、監督や部員もいますが、やっぱり性格的に合う、合わないがあります。でもそうした集団の中でも、他人の気持ちを汲み取ったり、自分の気持ちを伝えたりして、部活動をやめずに頑張ってこれました。辛抱強く粘るとか、諦めない強い心は、保育の現場でも生きると思います。

江川さん 私も体を動かすことが大好きです。中学から高校まではバスケットボールを続けていましたし、大学ではバスケットボールとバレーボールとバドミントンのサークルを掛け持ちしていました。どのサークルに行っても「仲の良い人が多いよね」「友達が多いよね」と言われるので、そんな性格も生かせるはずです。

末井さん アルバイトでも時間帯責任者を任されたりしていますが、視野は拡いように思います。誰が、どこで何をしているのかを把握するのが得意ですね。こどもの様子をしっかり見れますし、保育者の場所が重ならないように注意もできますので、しっかりと保育士の仕事につなげていけると思います。

―10年後にどんな保育士になりたいか教えてください。

岩崎さん 元気と明るさは忘れず、こどもにも、保護者の皆様にも、先輩や後輩の保育士、園長先生にも、元気とパワーを与え続けられる保育士でいたいですね。

江川さん 10年後は自分も親になっているかもしれませんが、自分のこどもに接するのと同じ気持ちで、受け持ったこどもたちの世話ができているとうれしいです。

末井さん 「IPUこども園の末井先生は良い先生だよね!」「担任でよかったじゃん!」「当たりだよね」って保護者の皆様に言われ、こどもたちからも好かれる先生になりたいです。

―最後に、保育士としてどんなこどもを育てたいか教えてください。

岩崎さん 人前に立ってはっきりとものが言えるこどもになってほしいですね。思っていることを言えるような機会を作ってあげて、大きくなっても、自分の意見をしっかり言えて、誰とでも差別なく接することのできる人になってほしいです。

江川さん いろんなことに、諦めずに挑戦できるこどもです。すぐあきらめるのではなく、自分の満足する結果が出るまで頑張れるこどもが理想です。

末井さん 自分の気持ちを常に持っているこどもになってほしいと思います。「やりたい」と思うのも、「これだけは譲れない」と思うのも、相手の気持ちを聞いて「そうなんだ」と分かり合っていくのも、自分の気持ちです。強い心を持って生きるのは辛いことも多いですけど、それでも乗り越えて、自分の気持ちを持ち続けてほしいですね。

大学にとっても、学生にとっても新しい取り組みとなる「東岡山IPUこども園」の今後に注目していきたい。

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