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    腎臓を守るやさしい運動習慣研修-CKD予防と運動の実践

    令和7年9月26日(金)、岡山市中区のおかやま西川原プラザにて、「備前保健所管内 愛育委員・栄養委員リーダー研修会」が開催されました。この研修会は、地域の健康づくりボランティアである愛育委員・栄養委員(健康づくり委員)が新たな知識と技術を学び、地域での活動に活かすことを目的に実施されたものです。

    今年度のテーマは「慢性腎臓病(CKD)予防」。プログラムでは、岡山大学学術研究院 医療開発領域 腎臓・糖尿病・内分泌内科の内田治仁教授による「知らないと怖い腎臓の話」、岡山県栄養士会会長坂本八千代先生 による「生活習慣病予防の食事」、岡山県腎臓病協議会事務局長宮本陽子氏による「透析患者としての経験」など、各分野の専門家から幅広い学びが提供されました。

    本学体育学部体育学科の伊藤三千雄講師は、運動担当として「今日から始める!腎臓を守るやさしい運動習慣~CKD予防のための実践ポイント~」と題し、講話と実技を行いました。講話では、腎臓を守るための運動療法のポイントとして、

    • 無理せず低~中強度で行うこと(心臓・腎臓への過負荷を防ぐ)
    • こまめな休息を取ること(腎血流の維持と疲労回復を促す)
    • 血管内皮機能を高める運動を行うこと(リズミカルな全身運動により血流が増加し、血管に「せん断応力」がかかることで一酸化窒素〔NO〕の産生が促進され、血管拡張と腎臓保護に寄与する)

    の3点を紹介しました。

    また、実技指導には体育学科伊藤ゼミの3年生・杉田さんも参加し、脳トレを取り入れた楽しい運動プログラムを実施。参加者と一緒に体を動かしながら、笑顔あふれる時間となりました。

    参加者からは、「学生さんと一緒に体を動かすことで楽しく学べた」「日常生活に無理なく取り入れられる運動だった」「脳トレ運動は難しかったが、挑戦していきたい」といった感想が多く寄せられました。 主催者の備前保健所からも、「座学に実践を取り入れることの大切さを改めて感じた。運動は特に好評だった」との声があり、地域での健康づくり活動に役立つ内容となりました。環太平洋大学では、今後も地域と連携し、学生の実践的な学びを通じて地域の健康支援に貢献していきます。

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    イベント情報

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