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桃太郎の教訓×心豊かなまちづくり(岡山市役所・流尾正亮氏によるSDGsワークショップ

10月19日、IPU現代経営学科の授業(SDGs入門)の中で、流尾正亮氏(岡山市 市民生活局 文化振興課 主査)によるSDGsワークショップが行われました。当日は、インターンシップで来学されていた兵庫県立上郡高校の生徒さん(8名)も加わり、高校生・留学生・日本人学生が同じテーブルを囲み、熱いディスカッションが交わされました。

民間企業から転職して岡山市役所に入庁された流尾さんは、ESD(Education for Sustainable Development)や認定子ども園推進の仕事を歴任されたのち、現在は『文学創造都市おかやま』の実現を目指し、文学による心豊かなまちづくりに邁進しておられます。(授業後の2023年11月1日、岡山市は「ユネスコ創造都市ネットワーク」の加盟都市に認定されました)

授業の中では、“岡山市の文学に関する(知られざる)事実”をクイズ形式で楽しく紹介してくださり、昔ばなし『ももたろう』のアナザー・ストーリー『吉備津彦と温羅(うら)』を題材として、様々な立場や視点を尊重し、ひとりひとりに誇りや判断基準があるというSDGsの考え方を説明してくださいました。

以下、学生の感想の一部を紹介します。

  • 桃太郎は果たして善人なのか、悪人なのかという問いに、私はどちらとも言えると思いました。なぜなら、自分がもしその時代の桃太郎だとしたら、同じことをしていたと思うからです。もし話し合いができるのならば、していただろうし、そもそも話し合いで解決できるなら、昔から戦などなかったはずです。鬼は悪者という素直な気持ちで村のために戦った桃太郎は善人という捉え方もできるし、相手は何もしていないのに勘違いをして鬼退治をする桃太郎は悪人という捉え方もできます。どちらにしても、問題を解決することは簡単ではないことがこの桃太郎の話から読み取れました。
  • 桃太郎のような伝統的な物語は多くの価値観や教訓を含んでおり、異なる視点からの解釈が可能であることを学びました。善人か悪人かという単純な区分ではなく、物語の奥深さを感じました。



(撮影:Momiji)…経済経営学部4年生の 矢吹行生さん、神原彩夏さん、沖田康成さんが立ち上げた「岡山の新しい写真撮影サービス Momiji

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