備前市SDGsフェスティバル開催-IPU、地域と連携し未来へ挑戦!
IPUと包括連携協定を結んでいる備前市が2024年にSDGs未来都市に認定されたことを受け、2024年3月16日(土)に備前市SDGsフェスティバルが開催されました。
10時からの開場と同時に、家族連れや地元高校生など約200人が訪れ、楽しみながらSDGsへの理解を深める場になりました。
IPUからは、2021年から取り組んでいる社会課題解決型ブランドの展示を行い、IPUジビエの紹介として、獣皮のアップサイクルに取り組んだシカ革のカップスリーブと、イノシシ革のコースターを展示しました。
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大学や企業の取組を紹介する展示コーナーは、入口すぐの場所に設けられ、IPUからは、IPUジビエのほかに、規格外野菜や果物を用いたIPUスイーツ、人口問題の解決を目指す異文化交流ブランドのIPUカルチャー、スポーツを通じてSDGsに取り組みIPUエシカルアスリートの4ブランドを掲示しました。
IPUジビエコーナーでは、命の循環づくりとして、肉と皮の利活用後、革製品をつくった後にでる端材を刻んで堆肥にする挑戦をしています。皮から革に加工する際、人にも環境にもやさしい植物を用いたなめし技術を用いています。理論上は土に還るはずなのですが、なかなか分解されにくい状態でコンポストバッグを展示をしていたところ、興味を持っていただいた別の展示チームからのお声掛けがあり、協業で土に還す実験をする運びになりました。
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IPUエシカルアスリートは2023年度ブランディング事例コンテストSDGs審査員特別賞を受賞し、IPUカルチャーはベトナム人を中心とする留学生がブランドづくりを行っていますが、2024年度はキッチンカーを活用して学外浸透に挑戦します。
このイベントを担当された備前市地域教育課の平川大さん。
日生有線テレビが取材に来られていましたが、平川さんが一番楽しそうに取り組んでおられたのが印象的でした。
野生鳥獣の捕獲、加工を行っている株式会社どんぐり代表取締役石原佑基さんは、IPU1期生(写真左)。この日はちょうど卒業式と重なっていたため、学生さんの代わりに説明に駆けつけてくれました。
備前市教育庁教育政策監(兼)地域教育課の池田満之課長(写真中央)には、イノシシ革のジビエコースターに興味を持っていただきました。 地元の高校の先生にもお声掛けいただき、今後の展開がますます楽しみです。