【現代経営学科】アート×地域振興-直島フィールドワーク2024開催
2024年9月19〜20日の二日間、ベネッセアートサイト直島のご協力のもとで開催された「直島フィールドワーク2024」に現代経営学科の学生12名が参加しました。このフィールドワークのメンバーには、3名の留学生を含め、多彩な学生で構成されています。
2024年のテーマは「アートによる地域振興」。1日目はベネッセハウス・ミュージアムでの対話型鑑賞から始まり、福武總一郎ベネッセ名誉顧問によるご講演と質疑応答、本村地区での家プロジェクトの見学、島民の方へのヒアリング。2日目はヴァレーギャラリー、地中美術館、李禹煥美術館での対話型鑑賞など、学生たちは様々な体験から「アートによる町づくり」を考えることができました。
対話型鑑賞では、熟練したファシリテーターによって学生の感性が見事に引き出されました。福武名誉顧問による、直島における地域振興への熱い思いがこもったご講演はや質疑応答は学生たちにとって忘れられない思い出になったようです。直島で生まれ育ち、現在直島の地域活動に取り組まれている島民の方のお話は、地域振興の大切さとともに島が直面する現実の課題を学ぶ貴重な経験となりました。
学生から「フィールドワークに参加して直島への関心度が高くなり、人の前で自分の思ったことを素直に伝える力がついた」「島民の生の声を聞くことができた。中でも印象的であったのは「外に出てみて初めて地元の良さ・悪さが分かることがある」というお話だった。また、島民の方が非常に活き活きとされていることが印象的で、これからも更に意欲的に地域活性化に取り組んでいこうと思った」との感想が寄せられました。今回の直島フィールドワークに参加した学生たちは、岡山県北部12市町村で開催されている「森の芸術祭 晴れの国・岡山」や来年開催される瀬戸内国際芸術祭へのボランティア参加などを通して、地域振興・活性化についてさらに深く学んでいく予定です。