第42回大森市長と大盛トーク開催~岡山市長が来学、学生と未来の岡山市について意見交換~
2024年5月28日、岡山市長が来学され、「令和6年度岡山市学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクト」に参加した大池ゼミおよび扇野ゼミの学生とのトークイベント「第42回大森市長と大盛トーク」が開催されました。

本イベントのテーマは「愛着と誇りの持てる岡山市」。学生たちは、若者ならではの視点から率直な意見や提案を市長に発表し、活発な意見交換が行われました。
扇野ゼミからは、岡山市学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクトでグランプリを受賞したベトナム異文化交流「IPUカルチャー」の進捗を報告。


「岡山とベトナムの直行便就航」のビジョンが経済界からの共感を得られ、勉強会の開催に発展していることを共有しました。市長からは、「まずはチャーター便からの開始を検討してはどうか」といった具体的なご助言もいただきました。

大池ゼミからは、高大連携プロジェクトとして開発した「きゅうりのバスソルト」が紹介され、その売上を能登半島地震の被災地へ寄付する「思いやりの循環モデル」として高く評価されました。


意見交換では、学生が普段の岡山での生活のなかで感じる交通渋滞に関する意見が述べられました。市長からは、岡山市におけるまちづくりの状況を直接聞くことができました。

また、新アリーナ構想に関する意見交換も行われ、スポーツだけでなく音楽・芸能イベントの開催可能性についても議論が広がりました。学生からは「1万人規模では規模が中途半端ではないか」といった質問も挙がり、市長が丁寧に費用対効果について説明する場面もありました。

さらに、過去にブランドマネジメントアワードを受賞した「IPUエシカルアスリート」を子ども向けに社会実装に向けた取り組みや、スポーツを通じた子ども支援の活動についても報告がありました。


未来の岡山を担う学生たちが、市長とともに岡山市の将来について真剣に語り合う貴重な機会となりました。
