PAC分析学会主催のワークショップが、環太平洋大学で行われます!
PAC分析法は内藤哲雄(明治学院大学国際平和研究所)が、1991年に開発した手法で、社会心理学と臨床心理学の両方の知見を活かして開発された質的研究です。個人に着目した質的研究でありながら、デンドログラム(樹形図)に基づき、調査協力者自身の枠組みで分析するという、再現性・信頼性の高い質的研究である。「当該テーマに関する自由連想(アクセス)、連想項目間の類似度評定、類似度距離行列によるクラスター分析、被検者によるクラスター構造のイメージや解釈の報告、研究実施者による総合的解釈を通じて、個人ごとに態度やイメージの構造を分析する方法」(内藤 2002)です。
このPAC分析入門ワークショップでは、価値創造的な成果を上げるための具体的な手順や考え方を開発者の内藤哲雄先生から直々に伝授いただき、体験的に学びます。未経験の方でもご参加いただけます。
PAC分析入門ワークショップ
日 時 2022年 9月17日(土)~ 18日(日)
会 場 環太平洋大学第一キャンパス ディスカバリー棟2階インタラクティブラボ
講 師 内藤哲雄先生(学会会長・明治学院大学)
コーディネータ:いとうたけひこ先生(事務局長・和光大学)
参加費 会員 13,000円 一般 17,000円 学生 5,000円
※当日会場で徴収します。交流会4千円は別途徴収(希望者のみ)
定 員 30名
申込方法:8月31日(水)までに以下の申込みフォームからお願いします。
内 容 受講者の状況を見ながら内藤先生が指示します
持ち物 ノートPC・USB・『PAC実施法分析入門』(内藤著)
※当日は統計ソフトHALWINを仮インストールします(Macはできません)
※宿泊は各自でご手配ください
日 程
初 日:9月17日(土)午後10時~午後6時
10:10 | 受付 | ※東岡山駅 9:55または10:00発バス (瀬戸駅発バスは10:25) |
10:40 17:00 18:30 | 開講式 講義 演習 終了 | PAC分析概論 実施上の留意点やポイント テーマ・連想刺激の設定・実施 HALWINによる距離行列の作成・出力 ※大学発17:20 18:25 18:30 東岡山駅行 交流会(岡山駅近く 会費4000円) |
2日目:9月18日(日)午前9時~午後3時00分
10:10 | 受付 | ※東岡山駅 9:55または10:00発バス (瀬戸駅発バスは8:20) |
10:40 17:00 17:10 | 演習 講義 閉講式 解散 | デンドログラムの切断のチェック イメージの聴取(対話) デンドログラムの読み取りと総合的解釈 ☆図表の貼付け方。ソフト(HADなど)の紹介(伊藤) ※大学発17:20 18:25 18:30 東岡山駅行 |
【問合せ先】 会場について:環太平洋大学 赤松久美子 <k.akamatsu@ipu-japan.ac.jp>
講演の内容:いとうたけひこ take@wako.ac.jp