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【現代経営学科】ドメスティック バイオレンス(DV)サバイバー 神坂光咲様によるSDGsワークショップを開催

9月27日(火)、現代経営学科の授業である「SDGs入門」で、ドメスティック バイオレンス(DV)サバイバーとして被害者支援のための活動を行っている神坂光咲様によるワークショップを行いました。

国連のSDGs報告2022では、女性(15歳以上)の4人に1人超が、生涯で少なくとも1度以上親密なパートナーによる暴力を経験していると報告されています。

今回、「SDGs入門」では新型コロナウィルス感染症がSDGs達成に与えた負の影響の1つとしてドメスティック バイオレンス(DV)を取り上げ、DVサバイバーである神坂様の体験談を聴き、暴力の実態や若者の間でも起こるデートDVの可能性とその対応策について、ワークを交えながら議論を進めました。

学生たちは、初めて聴く体験者の生の声に真摯に耳を傾け、誰もが被害者にも加害者にもなる可能性があることに向き合いました。そして、お互いを尊重し対等でより良い関係を築き、暴力のない社会を築いていくために自分ができることについて、考えていきました。

学生の感想・意見の幾つかを紹介します。

実際にDVを受けている人が身近にもいて、被害者も想像以上に多いことに衝撃を受けました。自分は付き合った人に怒りを覚えたとしても手を出そうとは思ったことはありません。しかし、自分の精神状態やストレスによって、もしかしたら手を出してしまうこともあるかもしれない、ということも知りました。優しい人でも、裏には怒りや悲しみ、憎しみがある。けど、大事なのはそれを人にぶつけないこと。怒りも大切な感情。溜め込まずに周りに相談することが重要。言葉は時に凶器になるので、言っていいことと悪いことを選んで生活をしていきたいと思います。

怒りは7秒我慢するだけで、ずっと抑えられる。自分に優しくすると、周りの人にも優しくできる。ネガティブな自分もOKと認める。自分を大切にすることが大事だということがわかった。

嫌なことを言われた時、自分はこれを言われたら嫌なんだと知る。そして、嫌だという気持ちを伝えられる関係が対等。自分の気持ちをきちんと伝え、話し合いや交渉をすることで解決ができる。嫌だを受け入れられる人は、他人の嫌だも受け入れることができるのだ。

実際にDVの被害者の話を聞いて悲しくなったし、それ以上に神坂先生は悲しいを通り越した感情だったのだろうと思います。実際の話は心に刺さり、実際の写真を見るとゾッとしました。DVが無くなり、みんなが平和に楽しい生活が送れる未来になればいいなと思っています。

IPUでは、今後も引き続き、SDGs達成に貢献する人財の育成に努めてまいります。

「これってDVかも?」「友だちがDVにあってるかも」など、思い当たったら相談窓口 DV相談プラス へ

自らの体験をお話しくださる神坂さん
紐を引っ張り合うワークで、双方の感情を体感しています
普段以上に、学生から多くの質問が出てきました

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