『令和5年度吉井川総合水防演習』に参加しました!
2023年5月27日(土)、和気町吉井川にて、『令和5年度吉井川総合水防演習』が実施され、本学からは爽志会消防応援隊と硬式野球部が参加しました。
本演習は、過去に発生した和気町吉井川の氾濫を想定し、土嚢(どのう)作りや救出活動を中心とした取り組みであり、消防応援隊と和気町を活動拠点とする硬式野球部が参加しました。
消防応援隊と硬式野球部は3班に分かれ、
・ロープワーク及び土のうを使用した水防工法体験
・改良積み土嚢(どのう)作業
・家屋及び車内からの救出活動
に取り組みました。
水防工法体験では、硬式野球部の部員たちが日常生活でも応用できるロープワークを学び、地域の方々と連携しながらバケツリレーの要領で土嚢(どのう)を積み込む作業を行いました。
硬式野球部の連携から繰り出されるバケツリレーは会場の大型モニターに映し出され、地域住民の注目を集めました。
改良積み土嚢(どのう)作業では奈義町消防団様のご指導を頂きながら、消防応援隊と硬式野球部が協力し、改良された土嚢(どのう)の役割を学び、本学消防応援隊の藤田隼平君が巡視に来られた方々へ説明を行いました。
救出活動には硬式野球部が要救助者(負傷者)役として参加し、土砂に埋もれた家屋からの救助や、同じく土砂に埋もれた車内から窓ガラスを割り、バックドアを破壊しての救出劇など、非常に臨場感のある救出となりました。
参加した消防応援隊の学生達にとって、実際の消防団、消防士の方々と交流を深め、自身の将来の進路選択に向けて本格的に舵を切る良い演習となりました。
硬式野球部の学生達に対して、様々な方々が全国大会出場への激励の言葉を掛けてくださり、帰りのバスの中では、午後の練習に向け闘志を燃やす学生の顔が見受けられました。
本日の演習を通して、参加した学生それぞれが自分の中に芽生えた思いを胸に、目標に向けて帰路に就きました。
本学はこれからも、「教育とスポーツの融合」を掲げ、さまざまな点で、地域貢献や社会貢献を果たしてまいります。