【教育経営学科】教員養成のためのゼミナール活動(教材研究の取組)
教育経営学科では、各ゼミナールにおいて「即戦力教員」育成のための活動が行われています。
3年の三堀ゼミでは、小学校の各教科における教材研究に取り組んでいます。
5月23日の授業では、国語の定型詩の教材研究を行いました。
過去に6年生の教科書に掲載されたことのある高野辰之の「故郷」を取り上げ、表現技法や組み立て方、作者の思いなどについてグループで話し合い、板書を試みました。児童に気付かせたいこと、そのための発問をどうするかなど、教材研究によって見えてくるポイントがありました。
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5月30日の授業では、社会科のグラフの読み方、読ませ方について考えました。
5年生の指導単元である「食糧生産」の内容をもとに、「いちごの生産地や生産量、流通、価格、生産者の工夫や努力」についての教材研究を行いました。グラフの読ませ方のポイントや、実際のグラフをどのように児童に見せたらよいか、グラフから気付かせたいことなどをホワイトボードに掲示しながら、「授業づくり」を体験しました。
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こうした教材研究は、学校現場では「学年研究会」といった場で日常的に行われています。その重要性を大学生として知る上ことは、教壇に立った後、必ず役立つものと信じています。