「ニュージーランド保育」学生プロジェクトのご報告
こども発達学科は、3月に実施したニュージーランド保育実習を「東岡山IPUこども園」に活かすための学生プロジェクトを発足しました。今回は主な活動を2つ紹介します。
1つめは、ニュージーランドでの保育実習体験を独自の視点で整理し、後輩たちに伝えていく活動です。
1年生の授業「ニュージーランド保育」にゲストスピーカーとして参加し、実習で体験的に学んだ環境構成や保育者のマインドなどを紹介しました。
また、本学の幼児英語コースの授業にS.A.(スチューデント・アシスタント)として参加し、「世界の教育はどうなっている?」というテーマで、ニュージーランドの保育環境について説明しました。
オープンキャンパスに来場してくださった高校生用に、ニュージーランド保育の魅力が伝わるようなポスターを作成しました。このポスターは、渡航前に設定した「これを深く調べたい!」という探求目的に沿って作られています。ポスターを見て頂いたことをきっかけに、たくさんの方と会話を楽しむことができています。
2つ目は、ニュージーランドの環境構成についての研究です。
子どもたちの関心を引き出す環境構成やコーナー遊びを日本でも再現できるよう、議論を重ねています。
ニュージーランドの保育環境は、「今日はこれをやるよ!」と先生が子どもに声をかけて説明するような一斉保育が活動の中心ではなく、幼児個々が様々な道具や素材、おもちゃや遊び方を自由に選択して1日を過ごします。 パペットがたくさんおいてある場所では演劇遊びを、キッチンのおもちゃがあるところでは飯事遊びを、絵の具や画用紙があるところでは色遊びや描くことを楽しんでいます。 この一つ一つを「コーナー」といいます。 8月5日、6日のオープンキャンパスではその一部をみなさんに見ていただけるように準備を進めています。子どもたちがどのような活動で好奇心をもち、探求活動をしているのかぜひ見に来てください。 オープンキャンパスへのお申込み、お待ちしています!