有機農業体験を通した持続可能な未来への一歩-中国四国農政局連携授業(農林水産省)-
2023年度後期の「IPUジェネリックスキルズⅢ(シチズンシップ)」では、農業の問題を取り上げ、その背景知識となる「みどりの食料システム戦略」や「有機農業」について学ぶ授業を展開しています。
10月18日(水)岡山市北区御津地区にある3軒の有機農家さんにご協力いただき、大学生たちが農業体験をしました。ほとんどの学生が初体験でしたが、この体験を通して、農業や農家の方々の生き方を深く知り、農業、食、環境への問題意識が芽生えたようです。体験後、以下のような感想が寄せられました。
収穫だけでも大変だったのに、土づくりからいろいろ作業をすることは大変なことですごいなと思いました。
土を耕して収穫するまでの大変さを実感した。天候に左右されやすく、毎年の収穫量にも違いがある。これからもっと農業が盛んに行われるようになってほしい。
有機農業については様々な意見があり、業者間でも理解が得られないことがあり、有機農業の大変さを実感しました。その一方、有機農業を活用して、他業種との差別化を図りたいと考えるホテルや料亭等が多くある事も認識しました。有機農業の需要は高まると思いました。
「IPUジェネリックスキルズⅢ(シチズンシップ)」の授業では、中国四国農政局の専門家による講義をもとに、11月には、農業と福祉の連携を目指す農業体験を進めていく予定です。