【教育経営学科】小学校教育をもっと楽しく!三堀ゼミで学ぶ「体験型」教材研究のアイデア
教育経営学科のゼミナールは、小学校教員をめざす学生が実践的指導力を身に付けられるよう、「体験型」で行っています。
3年の三堀ゼミでは、小学校の各教科の教材研究に取り組んでいます。
第1回の授業では「バット回し対決」を行いました。野球用のバットをグリップ側で持つ人と先端の太い部分を持つ人がそれぞれ時計回りに回して勝負します。さあ、どちらが勝つでしょうか。
このバット回し対決、誰が何回行ってもグリップ側の人は先端側の人に勝つことはできませんでした。それはなぜでしょう。ここからが教材研究です。
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簡単に言うと「てこの原理」です。バットのグリップ側と先端側をそれぞれひとまわりビニルテープで巻いて長さを比べました。先端側の方がグリップ側の倍の長さでした。つまり先端部側は半分の力で済むことが分かりました。
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「てこ」の学習は小学校の6年生で行われます。ゼミ生たちは話し合いの結果、単元の導入の時間の最初に、この「バット回し対決」を行えば、6年生の興味関心を引き出し、学習への意欲を高めることができるのではないかと考えました。 このように、各学年、各教科に合った教材研究を続けています。