【競技スポーツ科学科】データと感覚の融合! 野村監督の指導で投球分析が深化
競技スポーツ科学科では、大学の学びと体育会での取り組みを連携し、選手個人ならびにチームとしてのパフォーマンス向上を目指しています。
前期授業は7月29日に終了しましたが、学科の学びとパフォーマンスの進化は『夏が勝負』です。
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8月8日(木)には早速、硬式野球部の野村監督にご協力いただき、球の計測・分析システムのラプソードを用いた投球指導をしていただきました。投球分析は本学科教員であり、スポーツ科学センター研究員でもある明石先生が担当しました。
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1球1球が即時に数値化され、タブレットにて確認することができるシステムですが、野村監督はその分析よりも前に各投手の特徴からおおよその球速や回転数を言い当て、少しの変化量についても指摘されるなど、“主観的評価と客観的評価の一体化”の妙技を披露してくださいました。参加した学生や学科教員から、度々感嘆の声がもれました。
野村監督からは「数値化して選手自身がパフォーマンスを理解することは大切。ただし、数値に囚われ、球速や回転数だけを追って取り組んでしまっては逆効果。勝つためにデータを活用するという大前提を忘れてはならない。」という教えをいただきました。 毎日の練習において、1%の成長を信じて取り組むことはもちろん、グラウンド外でもしっかり学び、その学びをグラウンドで体現する。そして、監督やコーチから指導・評価を得て、グラウンド外での学びに活かす。競技スポーツ科学科では、この好循環をよりいっそう構築していきたいと考えています。
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