【教育経営学科】岡山県小学校教育研究会―理科の楽しさを伝えよう!夏休みの先生向け特別研修
本学で岡山県内の小学校の先生方の理科の夏季研修会が開催され,76名が参加されました。
研修は2部構成で,はじめに実践発表会・協議が行われました。
第2部は,IPU理科教師塾による演習です。
予め,参加される先生方から理科の観察や実験についての質問を寄せていただき,それについて理科教師塾が提案するという形で進められました。
メダカの飼育やヘチマの観察に関する質問は,平松理科教師塾塾頭が資料を用いて回答しました。
「流れる水のはたらき」「物の溶け方」「振り子」に関する質問は,学生による模擬授業の導入と実験を提案して,お応えしました。
学生が現役の先生方の前で模擬授業するのは初めてです。夏休みに入って教材研究や予備実験を繰り返し行ってこの日に備えきた3名の学生。緊張しながらも,笑顔を絶やさず全力でやりきりました。
参加された先生方から「実験がすごく楽しかった。」「学校に戻って,楽しい理科の授業がしてみたい。」「子どもたちが喜びそうな授業だな。」「大学生の時にいろんな実験ができていい環境で勉強しているね。」などとご好評の言葉を多くいただきました。事務局の方は「来年もよろしく」と言葉を残してお帰りになりました。
お二人の理科教師塾卒業生が参加されており,実験を手伝っていただきました。きめ細かい配慮をされる先輩のような教師を目指して,理科に強い教師になれるようより一層努力したいと思いました。