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「日本の当たり前は、世界の当たり前ではない」 JICA海外協力隊での学び-国際協力のリアルとキャリアパス

10月17日、現代経営学科の授業「SDGs入門」の中で、IPU卒業生で、現在、中米のコスタリカで野球隊員として活躍している佐合桃果さんと教室をオンラインで接続し、岡山県JICAデスクの橋本千明さん(元・看護師隊員、タンザニア)をお迎えして、現代経営学科の担当教員・鈴木真理子(元・理数科教師隊員、フィリピン)の進行で、3名の現役&OV協力隊員が対談しました。

 「15年間の野球経験を活かし、大好きな野球を多くの人へ届けたい!」と大学時代から熱望していたJICA海外協力隊に卒業後すぐに飛び込んだ佐合さん。実際に行ってみて「完璧じゃなくていいんだ」「日本の当たり前は当たり前でない」「家族との時間をもっと大切にしよう」ということを学んだと話してくれました。

大学時代は福祉を学び、卒業後、看護学校に通って看護師になったという橋本さんは、途上国の医療の現場を自分の目で見て、納得したくて協力隊に参加したとのこと。実際に体験して「人・物・資源が限られた中で、何をすべきか優先順位を考えるようになった」そうです。

電機メーカーのエンジニアだった鈴木特任教授は、会社を休職して海外協力隊に参加しました。フィリピンでは、行政や教育界で多くの女性がトップリーダーとして活躍しており、人生のロールモデルともなる上司に出会えたことに感謝していると話しました。

3者3様の自分がやりたいこと(Will)、できること(Can)、求められていること(Must)で国際協力の第一歩を踏み出し、多くの学びと経験をその後の人生に活かすことがSDGs達成に繋がるのだと、学生たちに伝わったようです。

以下、学生の感想の一部を紹介します。

JICA海外協力隊の活動の種類が多いことに1番驚きました。私はこの話を聞くまで、教育や医療、農業系しかないのだと思っていましたが、実際にはスポーツの他、IT系など様々な分野の活動がありました。私も、自分の興味や関心のある分野で、自由に楽しく国際協力したいです。

新卒からコスタリカで野球の技術指導をしている佐合さんの話は特に印象に残りました。自分も高3までスポーツ一筋でやってきて就職が不安でしたが、自分のやってきたことを今後に繋げることができることを学べてよかったです。

協力隊の要請項目を見ると農林水産、公共公益事業などもあり、自分も将来、このような海外協力や支援活動ができるかもしれない、頑張ろうと思った。

IPUでは、今後も引き続き、SDGs達成に貢献する人財の育成に努めてまいります。

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ゲストスピーカー

岡山県JICAデスク 橋本千明 様

JICA海外協力隊(コスタリカ派遣、野球) 佐合桃果様

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