未来の保育者たちが奏でる、心あたたまるピアノ発表会を開催! ~IPUで“音楽×保育”を学ぼう~
7月24日(木)、本学フィロソフィアの玄関ロビーにて、こども発達学科「器楽演習Ⅲ・Ⅳ(※1)」を履修する学生および幼保大志会の学生によるピアノ発表会が開催されました。

本発表会は、授業での学びの成果を披露する機会として毎年実施しているもので、保育者として求められる音楽的表現力やピアノ演奏技能の向上、人前で演奏する経験を通して自信を育むことを目的としています。


当日、出演学生たちはスーツ姿で登場し、やや緊張した面持ちでステージに臨みました。吹き抜け天井の玄関ロビーに設置されたフルコンサートグランドピアノが奏でる、ホールのように豊かな響きに包まれながら、これまでの練習成果を堂々と披露しました。
ピアノ独奏には24名が出演し、クラシックの名曲から子どもたちに親しまれる楽曲まで、多彩なプログラムが展開されました。ブルグミュラーの小品や「エリーゼのために」、「美女と野獣」などの演奏では、来場者から大きな拍手が送られました。

フィナーレは、幼保大志会(※2)の学生による合唱「たのしいね」。ピアノ伴奏に合わせた明るく楽しいハーモニーと、保育者を志す学生らしい可愛らしい振り付けで、会場は温かな一体感に包まれ、和やかな雰囲気の中で幕を閉じました。
会場には多くの学生や教職員が駆けつけ、演奏が終わるたびに温かい拍手が響きました。仲間同士が互いの努力を認め合い、学びの意欲と達成感を共有する、貴重なひとときとなりました。

今後も本学では、このような発表の場を通じて、学生たちが音楽を通じた実践力と自信を高め、保育現場において即戦力として活躍できるよう支援してまいります。
※1 保育、幼児教育者としての音楽基礎力、ピアノ弾き歌い、演奏技能を習得するための専門基礎科目。
※2 公立園保育職を希望する有志学生