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    グローバルキャンパスで「第1回ベトナム交流・勉強会」開催-岡山とベトナムをつなぐ国際連携プロジェクトが始動

    2025年7月14日(月)、IPU環太平洋大学グローバルキャンパス(岡山市北区下石井)にて「第1回 ベトナム交流・勉強会」を開催いたしました。本勉強会は、岡山空港とベトナムを結ぶ直行便の就航という地域と世界をつなぐ構想の実現に向けて、産学官の多様なステークホルダーが一堂に会し、対話と連携の第一歩を踏み出す場として開催されたものです。

    この勉強会のきっかけとなったのは、IPU環太平洋大学サステナブルブランドプロジェクト(担当:扇野睦巳特任准教授)。2021年9月にスタートした本プロジェクトでは、学生主導の異文化交流ブランド「IPUカルチャー」を立ち上げ、ベトナム料理の提供や地域イベントなどを通じて、岡山で暮らすベトナム人と地域住民の架け橋となる活動を展開してきました。
    https://ipu.okayama.jp/featured_category/ipuculture/

    2024年からは、プロジェクトのビジョンとして「岡山とベトナムの直行便就航」を掲げ、キッチンカーでフォーを提供する実践型のビジネスモデルを構築。特に、ベトナム人を多く雇用する企業への出張提供というユニークな取り組みは、地域との連携や国際理解の促進という面で、令和6年度岡山市学生イノベーションチャレンジ推進プロジェクトグランプリ(https://www.city.okayama.jp/shisei/0000058464.html)、第9回おかやま協働のまちづくり賞(https://www.city.okayama.jp/kyoudou/0000066133.html)、2024年度ブランドマネージメントアワードSDGs審査委員特別賞(https://www.bm-award.org/awardlist_2024/)など、岡山県内外で高く評価されました。

    特に、この勉強会開催の大きな契機となったのが、2025年3月28日に開催された岡山商工会議所主催「令和6年度 おかやま活性化ビジネスプラン大賞」での出来事です。 式典の場で株式会社岡山髙島屋 代表取締役 岡 憲史氏よりビジョンへの強い共感をいただき、「この構想を実現するために一緒に動きましょう」とのお言葉を頂戴したことが、本勉強会立ち上げの原動力となりました。

    2025年5月14日に開催された「駐日ベトナム大使講演会」では、現代経営学科4年扇野ゼミ所属のズオン ティヴィ アインさんが、「岡山―ベトナム間の直行便就航の可能性」について大使に直接質問。これに対し、大使からは「チャーター便からの導入を検討したい」との前向きな回答があり、実現への期待が一気に高まりました。


    今回の勉強会は、元岡山県議会議員であり本学地域連携センター副センター長を務める山本満理子特任准教授のグローカルプロジェクトとも連動。

    当日は、ベトナムとの空の架け橋実現に向けて同じ志を持つ株式会社岡山髙島屋をはじめ、両備ホールディングス株式会社様、株式会社JTB様、イオンモール株式会社様、株式会社源吉兆庵様、岡山理科大学様など、観光・商業・教育などの多様な分野の関係者にご出席いただきました。

    勉強会では、現代経営学科4年 扇野ゼミ所属でリーダーを務めるグエン ティ タオ ゴックさんを中心に、同ゼミ3年のズオン フエン アインさん、チュオン ミン ゴックさん、そして田口ゼミ3年のグエン フオン ガンさんが、学生代表としてプレゼンテーションを行いました。

    「ベトナムと岡山の懸け橋」と題した発表は、ベトナム人留学生の視点で、多角的な調査と分析をもとに、岡山からベトナムへの直行便候補地として、ハノイ・ホーチミン・ダナンの3都市を比較。それぞれの空港の混雑状況、アクセス性、観光・ビジネス需要、今後の発展性などを評価し、特にハノイやダナンが新規チャーター便導入に適していることを明らかにしました。

    さらに、利用航空会社の選定についても、ベトナム航空とベトジェットエアの特徴・利点・実現可能性を丁寧に比較し、目的に応じた柔軟な戦略が必要であることを訴えました。

    「私たちは、ベトナムと岡山の架け橋になりたいという想いからこの構想に取り組んでいます。直行便がつながれば、もっと多くの人に文化や人、価値観がつながる未来が訪れると信じています」と語る学生たちの熱意と実践力に、参加者から大きな拍手が送られました。

    今後は岡山県・岡山市など行政機関との連携も視野に、地域発の国際プロジェクトとして、より現実的なアクションへとつなげてまいります。
    本学の学生たちの想いが形になり始めたこの取り組みに、引き続きご注目ください。

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