秋季卒業証書・学位記授与式挙行 ―感謝と決意を胸に新たな一歩を―


9月13日(土)、第1キャンパス フィロソフィア サザンクロスにて秋季 卒業証書・学位記授与式が執り行われ、現代経営学科12名、体育学科2名、教育経営学科21名、計35名が晴れやかな門出の日を迎えました。

大橋節子学長は式辞の中で、卒業生の4年間の努力を称えるとともに、未来への期待と励ましの言葉を贈りました。「折れない、辞めない、IPU」「やればできる」「私にはできる」という3つの言葉を通じて、挑戦を恐れず、夢に向かって前進することの大切さが力強く語られました。

創志学園 大塚敏弘副理事長からは、「失敗のない成功は、成功とはいえない」の言葉とともに、失敗を振り返りながら前に進むことの重要性が卒業生に伝えられました。


現代経営学科 髙橋優斗さんによる送辞の後、学長賞を受賞した現代経営学科 DANG PHUONG ANH(ダン フォン アイン)さんと教育経営学科 神﨑 史朗(カンザキ シロウ)さんが答辞を述べました。


DANG PHUONG ANHさんは「コロナ禍により入国が叶わず、オンライン授業からスタートした。言語や文化の壁を乗り越え、入国できたときは、とても嬉しかった。大学生活や勉学に積極的に取り組み、オープンキャンパス学生スタッフとしてIPUの魅力を高校生に伝えるなど、多くのチャレンジを経験した。岡山の方言やコミュニケーションの難しさにも向き合い、「折れない、辞めないIPU」の言葉を胸に一歩ずつ成長を重ねることができた。」と語り、最後には教職員への感謝とともに、これまで見守ってくれた保護者に対して、ベトナム語・中国語・英語で感謝を伝え、会場を温かく包みました。


また、神﨑 史朗さん(68歳)は4年間の学びを終え、「現役を引退後、超高齢化社会を迎えるこれからを考え「生涯現役」を掲げ、教育という社会の根幹を支える分野の学びを目指した。今後も学びを続けていく。」と力強く語り、年齢という壁に直面しながらも、挑戦の価値と成長の機会を信じ、教員免許取得を目指して学び続けた姿は会場の卒業生、在学生、教職員に勇気を与えました。

式典の後、思い出のキャンパスを背に恩師や友人との記念撮影が行われました。ハーモニーで開催された謝恩会では、思い出を語り合いながら別れを惜しむ温かな時間が流れました。

