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    世界の選手を支える力に ― IPU学生トレーナー、国際大会で救護活動で得た学びと経験

    2025年9月3日~9月7日の5日間、WFDF2025アジア・オセアニアアルティメット選手権大会兼WFDF2025世界ガッツクラブチーム選手権大会が行われ、IPU環太平洋大学の辻村さん(福岡高等学校出身)と柏原さん(銀河学院高等学校出身)が学生トレーナーとして大会救護活動に参加しました。

    今回の救護活動は、チームに帯同するトレーナーではなく、大会本部での救護活動となります。さらに国際大会ということもあり、コミュニケーション言語のほとんどが英語でしたので、現場でしか味わえない緊張感や選手の応急処置などを含め、良い機会になりました。

    目次

    辻村さんのコメント

    救護活動の一員として参加させていただきました。本大会は国際色豊かな大規模イベントであり、多くの学びと気づきを得る貴重な経験となりました。私は今回初めて「アルティメット」という競技を実際に観戦し、現場で関わる機会を得ました。競技の特性上、切り返しやジャンプの多いプレーが求められ、非接触による捻挫や肉離れなどの傷害が多く発生することを目の当たりにしました。また、地面との接触による脳震盪などの重大な外傷も見られ、幅広い症例に対する初期対応力が求められる場面が多々ありました。現場では、足関節の捻挫や打撲、脳震盪の疑いなど、多様な外傷に対して迅速かつ的確な判断・対応を求められました。限られた時間と資源の中で、選手の状態を把握し、安全を確保する難しさと責任を実感しました。

    また、国際大会ということで、日本人選手だけでなく、アジア・オセアニア各国からの選手やスタッフ、ボランティアの方々と接する機会が多くありました。特に、英語でのコミュニケーションの壁を強く感じ、自分の語学力にまだまだ課題があるなと思いました。それでも、他国の医療スタッフやチームのトレーナー、ドクターと協力し合いながら、密な連携を取り、スムーズな運営に貢献できたことは大きな自信につながりました。

    今回の大会を通じて、自分の対応力や判断力、そして国際的な現場でのコミュニケーション能力の現状を客観的に見つめ直すことができました。うまく対応できた場面もあれば、課題が浮き彫りになった場面もありましたが、それぞれが今後のトレーナー活動の糧になると思います。この貴重な経験を今後に活かし、より質の高いサポートが提供できるトレーナーを目指して、引き続き学びと実践を重ねていきたいと思います。

    柏原さんのコメント

    学生トレーナー救護活動に参加しました。アジア・オセアニアのアルティメットの選手たちが全力で競技をしている中で、自分はプレーしている選手が何不自由なくプレーができるよう常に考え活動しました。現場での活動内容は主にテーピングでの予防・応急処置や擦過傷への対応をしました。テーピングの処置では受傷部位が足関節、膝に集中していました。大会に参加するまでの期間でテーピングの練習をしてきて成果が実際の現場で活かせたことはてとてもうれしかったです。

    擦過傷への対応では、競技の特性などによって膝や肘にケガが多く目立っていた対応を繰り返していくうちに適切な対応と判断ができるようになっていき、自分の自信に繋がった瞬間でもありました。

    今大会を通してスポーツの現場対応の「瞬間の判断力」がとても難しいと同時に大切な学びとなり、医師や医療従事者、トレーナーの凄さを改めて感じることができました。今大会で得た経験や学びを大会だけで終わらせることなく、様々な場面に活かし還元していこうと思いました。このような貴重な機会を下さったことに心より御礼申し上げます。

    このように、IPU・環太平洋大学健康科学科では現場の学びを通してスポーツに精通した柔道整復師の育成を目指しています。柔道整復師を目指すなら、IPU・環太平洋大学へ!

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