【現代経営学科】日本セクシュアルマイノリティ協会様による「SDGsとLGBTQ」の講演を開催しました
現代経営学科の専門基礎科目「SDGs入門」では、10月18日(火)、特定非営利活動法人 日本セクシュアルマイノリティ協会様による「SDGsとLGBTQ」と題する講演を実施しました。
昨年夏に開催された東京オリンピックでは、LGBTQなど性的マイノリティであることを公表して出場した選手が180人以上と過去最多を記録しました。そして、労働施策総合推進法の改正により、2022年4月からすべての企業でSOGI(Sexual Orientation and Gender Identity)を含むパワハラ防止対策が義務化されています。このような時代を生きる学生たちにとって、LGBTQの問題は他人事ではありません。
「SDGs入門」では、日本セクシュアルマイノリティ協会様と教室をオンラインで結び、当事者の方の成長過程での経験、家族との関係性、カミングアウトされた時のアドバイス等について、直接、お話を伺いました。学生たちは、大変真剣に耳を傾け積極的に質問するなど、いつも以上に自分事として心に響いている様子でした。
学生の感想・意見の幾つかを紹介します。
高校時代にトランスジェンダーの子が何人かおり、カミングアウトされました。私は言ってくれたことが嬉しかったので、単純に「ありがとう」「自由に生きて」と感謝を伝えました。けれど、この伝え方で正解だったのか正直すごく不安でした。今日、「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しいと伺い、安心しました。そして、「信頼している人にしかカミングアウトしない」と知ることができて嬉しかったです。
まず、第一に決めつけないということです。男性だからこれが当たり前とか女性だからこれが当たり前とかを決めつけず、一人一人の価値観を受け入れ、誰もが自分のありのままの姿と心で生きることを皆で支え合うことが物凄く大切だと今日の授業を受けて思いました。
日本セクシュアルマイノリティ協会様のホームページにも、本授業の様子を掲載いただきました。
https://npojlga.or.jp/volunteer/archives/5298
IPUでは、今後も引き続き、SDGs達成に貢献する人財の育成に努めてまいります。