IPU体育学科が小学校を笑顔に!新体力テスト測定の補助で地域貢献
5月8日(水)、9日(木)、本学体育学科の学生が岡山市内の小学校に出向き、新体力テストの測定を行いました。現在、小学校の体育授業で義務化されている新体力テストの測定に際して、そのスキルを有する大学生が補助を行うことによって、600名を越える生徒の測定を2日程度で終得ることが可能になります。その成果が認められ、昨年度に引き続き、2年連続のお手伝いとなりました。
本学からは、体育学科・早田ゼミの学生(のべ29名)が協力しました。学生たちは「ソフトボール投げ」、「50m走」、「立ち幅跳び」、「反復横跳び」、「上体起こし」といった担当に分かれ、動きを説明し、動きの見本を見せ、実践に導き、その計測を行いました。陸上部員の立ち幅跳びや野球部員のソフトボール投げに、参加児童は大盛り上がりでした。
補助にあたった学生の中には、保健体育免許と小学校免許を取得し、小学校の先生を目指す学生も含まれているため、児童の体力の現状を理解するうえで、非常に良い機会となりました。測定終了後には、小学校の先生方からも感謝の言葉をいただきました。
大学に戻ってからの振返りでは、「運動ができる子とできない子の差が少し見えてきた」「身体が出来上がっていないこともあり、身体の使い方(どのようにすれば遠くに跳べるのか、早く走れるのかなど)の理解に個人差が感じられた。そのため、体力テストの前に、競技の行い方についての事前指導が出来れば全体的に記録が伸びると感じた。」という意見が出されました。
今回の測定データとアンケート(体育に対する好み、睡眠時間、学校以外での運動状況など)の関係を調査・研究し、卒業研究に活用させて頂く予定です。
IPU・環太平洋大学は、これからもいっそう「体育学科での学び」を通して、岡山の児童・生徒・学生・教員を元気にしていきます。スポーツを通して、地域のみなさまに笑顔を届け、社会に貢献したいと願う方は、ぜひ体育学科にご入学ください!