非認知能力養成Ⅰ-社会課題解決に向けてIPU生が始動!
1年生全員が履修する「非認知能力育成Ⅰ」では、「他者と付き合う力」「感情をコントロールする力」「目標を達成する力」といった非認知能力を、グループによる探求活動を通して育成しています。
3組では、授業のまとめとして「社会的課題の解決のためにIPU生ができること」をテーマにグループ別探求活動を行い、その成果発表会をプレゼンテーション・ラボにおいて行いました。
学生たちが取り組んだ課題の例
「IPU周辺のまちづくり」
「大学で大切なこと」
「外国人学生への対応−I P Uの私たちにできること−」
「物価高−日本における状況と対策−」
「S N Sにおける誹謗中傷を無くすには」
「どうなる南海トラフ」
「こどもが少なく育児困難になる環境が増えていくのはなぜか」など
各グループは発表に向け約1ヶ月をかけて、グループが探求する社会的課題の決定、状況分析、背景分析、解決案の策定について、各学生が自己の役割を明確にしつつ、グループで協働して進めました。
学生たちが「非認知能力育成Ⅰ」の全15回の学習を振り返ったレポートの中に、自分自身に育成された非認知能力を総合的に記述した内容がありましたので、最後に紹介します。
「非認知能力の授業を受けて、自分ができるようになったことには、たくさんあります。
①自己管理:時間の管理や目標設定が上手くなり、計画的に物事を進められるようになった。
②コミュニケーション能力:他人と効果的にコミュニケーションを取るスキルが向上し、対話やチームワークがスムーズになった。また自分の意見を理解してもらうためのプレゼン力があがった。
③感情のコントロール:ストレスやネガティブな感情をうまくコントロールできるようになり、冷静に対処できるようになった。どんだけ自分がイライラしてたり体調が悪くてもこの授業は他者と喋るためコントローラーできるようになった。
④共感力:他人の立場や感情を理解する力が向上し、人間関係がより円滑になった。
⑤問題解決能力:プレゼンを考え、効率的に問題を解決するスキルが身についた。
⑥自信:自分の能力や価値を認識し、自己肯定感が高まった。
⑦忍耐力:困難な状況でも粘り強く取り組むことができるようになった。
これらのスキルは、学業や職業だけでなく、日常生活や人間関係においても役立つ重要な能力です。」
IPU生が「非認知能力育成Ⅰ」で培った上記のような力をベースに、社会的課題の解決のために協働し、行動してくれることを願っています。