ベジチェック体験で野菜摂取量を可視化!農林水産省と連携授業
2023年度より本学は教養科目「IPUジェネリックスキルズⅢ(シチズンシップ)」(担当:小川正人経済経営現代経営学科教授)を中心にして、農林水産省中国四国農政局との連携授業・講義を実施しています。
今年度は、11月27日(水)に、IPUジェネリックスキルズⅢ履修者、体育学部・保科ゼミ、女子バスケットボール部員が、推定野菜摂取量を可視化する測定器『ベジチェック』の体験会に参加しました。2023年の成人の野菜摂取量では、一日の目標値(350グラム)に対して、20代(221.8グラム)がもっとも少ないことが公表されています。
体験に先立ち、農林水産省中国四国農政局消費・安全部の菅井 剛管理官から、さまざまな栄養素が含まれているキャベツなどの旬の野菜を積極的に摂取してほしいとのお話がありました。また、今後食材を選ぶ際の参考として、ニッポンフードシフトや有機JASマーク、国産野菜などの野菜のパッケージ等をご紹介いただきました。
手のひらのカロテノイド量を測定する『ベジチェック』の測定結果を通して、学生たちがお互いの感想を述べ合うなど、野菜の積極的な摂取について意識化を図る機会となりました。
参加した学生からは「今自分がどのくらい野菜摂取ができているか分からなかったので知ることが出来て良かった。」「手をかざすだけで野菜が取れているか調べることができてよかった。」「(野菜の摂取量が)少し少ないと思ったのでもっと取れるようにしたいと思いました。」などの感想が寄せられました。
環太平洋大学は今後も農林水産省中国四国農政局と連携し、農業だけでなく食のあり方について考え体験できる機会をつくってまいります。