公務員を目指すなら公務員就職に強いIPU!IPUのサポート体制についてもご紹介!
この記事は3部構成になっています。
- 第一章 公務員の仕事を知ろう!
- 第二章 今、公務員に求められている人とは
- 第三章 他大学にない、IPUで学ぶことのメリット
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今、公務員に求められている人とは
では、そんな公務員には今どのような人が求められているのでしょうか。今回は、キャリアセンター公務員就職支援室室長として、学生への公務員受験指導を専門に行う森 利治(もり としはる)先生にインタビューしました。
中四国地方の専門学校や公務員受験予備校で公務員受験指導を専門に29年指導。「徹底指導」をモットーにこれまで3,600名を超える学生・受講生を公務員に送り出す。
― 公務員になるためにはどのような力や経験が必要ですか
公務員というのは職業ではなく、さまざまな職種をまとめた総称です。その中には行政職、公安職、技術職など、多様な分野の仕事があります。そこで求められる力は、公務員であっても民間企業であっても大きな違いはないと思います。
ただ、公務員の場合は学生と社会人が同じ採用試験を受けるため、高校生や大学生は集団討論や集団面接で社会人経験者との差を感じることがあると耳にします。しかし面接官は、社会人経験者と現役学生を同じ物差しで見ているわけではありません。大学生に対しては、学生生活で取り組んできた研究内容をはじめ、部活動やサークルで果たした役割、アルバイトやボランティアを通して感じた学びなどが問われます。「そのような経験の中で周囲の人達と一緒にどのように協力し、何を提案して実行したか」「うまくいかなかった時にどのような方法で解決したか」という点に関心を示してくれるでしょう。学生の皆さんはそれらの質問に答えられるよう、日頃から準備をしておく必要があります。
― 公務員を目指すために、学生のうちからできることはありますか
公務員になるために、特別な経験を積む必要はありません。大切なのは、自分が気になったことに対して、「まずはやってみよう」という精神で積極的に取り組むことです。どんな場所や組織の中にも社会の縮図があります。その中でさまざまな経験を積むことで、自分自身を知り成長することができるでしょう。そして公務員採用試験で自分をきちんとアピールできるようになるはずです。そうやって大学生活でしっかり自分作りをしていけば、必ず道は見つかります。
― 公務員を目指す高校生にメッセージをお願いします
高校生の時点で将来どのような道に進みたいか決まっている人もいれば、今考えている人、まだ漠然としている人もいるのではないでしょうか。そのような進路に対する考え方の違いは、それぞれが今まで何を見て、読んで、考えて、実際に行動してみたかという経験の違いによって生まれているのではないかと思います。
大学生活は高校生活より自由に使える時間が増えます。つまり、何を経験するのかは、より本人の自主性に任されるのです。自由な時間を無駄にしないためには、志が同じ仲間を見つけることが大切です。その仲間とともに、勉強はもちろん、部活動やサークル、ボランティア、アルバイトなどを経験することで、自分が将来目指す道が見えてくるでしょう。また、すでに公務員になりたいと決めている人も、大学生活で得た実体験によって“なりたい理由”を明確にすることができます。 ぜひ、IPUで未来を決める4年間を過ごして欲しいですね。
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