【教育経営学科】「特別支援学校教諭免許課程」が始動-連携協力校での授業見学もスタート
本年度からIPUでは、次世代教育学部教育経営学科で「特別支援学校教諭免許課程」をスタートさせました。IPUの同課程のカリキュラムでは、特別支援教育に関する様々な理論と教育現場の実際が融合された「理論と実践の往還のある実際的な学び」を重視しています。その充実したカリキュラムの第1弾として、9月19日(火)に岡山県立岡山東支援学校(IPU連携協力協定校)で授業見学をさせていただきました。
当日は大学生の夏休み期間中にもかかわらず、教育経営学科1年生のうち特別支援学校教諭免許状取得を希望する1年生63名と、特別支援学校の教育について卒業論文で取り上げることを考えている4年生1名が参加しました。今回参加した学生は夏休み期間中の別日に事前学修として夏休み中の特別講義90分の聴講も終えており、特別支援学校とはどんな教育をするところか、最近の特別支援教育の事情等の学修をした上で見学に臨みました。
最初に受けたオリエンテーションでは、原田校長先生から「特別支援教育に関する理解を深め、将来、特別な支援が必要な子供たちを支えていく私たちの仲間に、ぜひなってほしい」と心強いエールをいただきました。
授業参観はグループごとに移動し、廊下から授業の様子を見学させていただきました。学生からは、それまで自分の経験した教育場面との随分な違いに、「ホワイトボードに貼ってある教材は何ですか?」「あの子はどうしてあのような動きをしているのですか?」「この授業は今何を目的に行なっているのですか?」など、指導や配慮の意図や方法について素朴な質問が数多く出ました。
後期からは、講義やディスカッションを中心とした授業が始まります。今回の見学で見たこと、感じたこと、疑問に思ったことなどを授業内容として取り出し、情報共有したり、ディスカッションしたりしながら講義内容の深い理解に繋げていきます。この他にも今後、「特別支援学校の実際の授業からの学び」や「小学校での発達障害支援の最新事情」など、多くのIPUでの研修の機会も設けています。引き続き学びを充実させていきます!